我が家ではテレビのない暮らしを三年ほど続けています。

テレビがない生活は想像がつかないわ・・・
いきなりテレビをなくすことは、勇気がいることですよね。
我が家のテレビのない生活はどのようなものかを書いてみます。
無くそうかと悩んでいる方の参考になればと思います。
テレビをつける理由
私がテレビをつける理由
- 時計の代わり
- 最新の情報を得るため
- 子どもの教育コンテンツ(知育番組やアニメ世界との出会い)
- 文化的資本
- なんとなく
最後のなんとなくというのが、私には一番多い理由でした。
私が独身時代の時の話ですが、仕事から帰ってきたら、
お風呂に入って、カーテンを閉めて、テレビをつける
という行動の習慣が出来上がっていたんです。
別にみたい番組があるわけでもなく、寝るまでずっとついていたんです。
テレビをやめたきっかけ
子どもの健康のため
テレビ大好き人間だった私も、子どもが産まれてからは、
子どもの教育と目の保護のために必要な時だけテレビを付けるようになりました。
特に、長男が3歳児検診で、目の先天性異常が見つかり、
メガネを掛けるようになったというのも大きな理由の一つでした。
子どもたちとのゴールデンタイムのため



子育てのゴールデンタイムってなんですか?



子どもとの時間は限られているという意味で使っています。
限られている子どもたちとの「ゴールデンタイム」を後悔のないものにしたい
テレビのついている時間は子どもたちの注意がずっとそっちに持っていかれ、
彼らとの関わりも希薄になりがちになっていることにあるとき気がつきました。
私たちは、子どもたちと丸ごと深く関わることができる「ゴールデンタイム」は、
アイデンティティーが確立してくる中学生になるくらいまでの間であると考えていました。
観たいと思う番組がない
どうしても観たいと思うような番組がなくなり、
気を重たくさせるようなニュースの連続に辟易するようになってきたことも一因です。
子育ては体力勝負で、テレビを観るくらいなら寝たいというのは正直な気持ちです。



下の子の夜中の授乳でヘトヘトになっていたんです。
テレビの代わりに導入したもの
照明一体型プロジェクターpopin Aladdin
テレビを捨てる際に、いきなりまったくテレビを観ない生活を始めるということには、
ちょっとした冒険心のような気持ちとともに、
子どもたちに対する影響を懸念する気持ちも持ち併せていました。
そのため、2019年2月テレビを廃するタイミングで、
限定的ではあるものの動画等の視聴が可能になる
照明一体型プロジェクターの「popin Aladdin」を購入することにしました。





見た目もスッキリで、とても気に入っていました。



主に子どもがアニメを見るために使用していました。
わずか2年でプロジェクターが故障
その「popin Aladdin」は、2021年3月購入後わずか二年余りでレンズのの不具合が生じ、
映写が薄くなってほとんど視聴できない状態になってしまいました。
ブルースクリーンという症状で、部屋の全ての電気を消して、下のように薄く写る状態です。
このため、プロジェクターの機能はほとんど使えなくなりました。




現在の情報収集の手段
多種類メディアを利用
現在、生活に必要になる情報の収集は、
- 新聞
- 読書
- ラジオ
- ネットニュース
などの活用によって補完しています。
多種類メディアを利用することにより、正確な情報を得ることができるようになりました。
子供はパソコンモニターでアニメや動画
「popin Aladdin」が不調になってしまった後は、
子どものアニメ等の視聴機会を確保するために、
「I-O DATA」43インチの4Kパソコンモニターを購入しました。
ここにAmazon FIre TV Stickを挿して観ています。
すでに1年ほど使用していますが、不具合はありません。





もちろんパソコンをつなげば、DVDも見られます。
テレビなし生活を続けてみてわかったこと
メリット
時間の主導権はこちらにある
自分たちのタイミングで主体的に興味のあるチャンネルを見つけて、
本当に観たいものだけを観るという選択ができるようになりました。
音楽を楽しむ時間が増えた
今まであまり触れることのなかったジャンルの音楽などを聴くようになりました。



子どもがLINDBERGの歌を口づさんだりするんです。
思わず笑っちゃいます。
家族で遊ぶ時間が増えた
観なくなった時間を、他の遊び(キュブロ、パターンブロック、折り紙、あやとり、お絵かき、LEGOなど)や交流(星空見物、いろいろな会話、絵本の読み聞かせなど)に使えるようになりました。
健康状態が改善する
暗いニュースの繰り返しや一方的な目まぐるしい情報のSurgeに翻弄されることが大きく減り、胃腸の調子や睡眠の質が改善したようです。
テレビの視聴というものは、ある種の緊張感や疲労感を強いる、言い換えればいわゆるストレスを与える面もあるようです。
デメリット
リアルタイムの番組は観られないので、最近の流行りに疎くなる
『アンパンマン』や『おかあさんといっしょ』などの子ども番組から遠ざかりました。
実生活の面では、台風や地震発生時、昨今のウクライナ情勢などに関するタイムリーな情勢把握について、やや劣勢になると感じることがあります。
まとめ
テレビのない生活は、タイムリーな情報収集にやや難のあることがありますが、
子どもたちと五感を使って遊ぶ時間を増やしたり、
巣立ちの時までの限られた時間の使い方を考えさせてくれるものでもあります。
「ない」という状況は、他の物事を考えたり創造したりする、
本来の人間が持っているはずの力を取り戻したり、
押し寄せるような情報の波から遠ざかることにつながって、
心身両面における健康の維持や改善にも寄与するようです。
最後までお読みいただきありがとうございます。