その時は突然訪れます
昨年の12月に義母が突然具合が悪くなり、私が病院へ連れていくと、そのまま大きな入院することになりました。
私はもちろん、本人も全く予想していなかった事態に入院の準備なんて全くしていません。
そして、義父は家のことは普段あまりしないので、必要なものがどこにあるのかわかりません。
義母は歩けないほど、具合が悪かったのですが、入院の準備をするために一旦家に帰ることにしました。

この時は本当にびっくりしました!
義母は歩くのも大変な状態で、最低限必要な荷物をカバンに詰めました。
でも、やっぱりと当然急に準備したので、忘れ物はあります。
その後、10日ほどの入院で2度ほど荷物を届けました。



義母は遠慮して、最低限のものしか頼みませんでしたが、
本当はもっと必要なものがあったと思います。
この時、やはり入院に必要なものは先に準備しておく必要性を感じました。
病院の環境は?
病院によっても違うと思いますが、一般的に病院は、コンクリートの建物で機密性が高く、
エアコンで温度調整しているため、とっても乾燥しています。
そして、エアコンなので足元が寒いのです。
現在は、コロナ禍のため、入院中家族でも面会ができない病院が多いと思います。
義母が入院した病院もそうでした。
退院するまで顔を合わせることはできないと言われました。
必要なものは入院受付に預けて渡してもらいます。
預けられる時間も制限しているため、週末は荷物をやり取りすることもできません。
こんな状態なので、洗濯物や現金の受け渡しは困難でした。
病院では、タオルと寝巻きのレンタルを行っています。
だいたい1日500円でタオル1枚と寝巻きを借りられるシステムです。
お見舞いができない場合は、借りた方が賢明です。
また、病棟に洗濯機が置いてある場合がありますので、
もし自力でできる場合はそちらを使用するのも良いと思います。
入院グッズ一覧
貴重品
- 診察券
- 健康保険証
- 紹介状(あれば)
- 高額療養費認定証(あれば)
- 現金
- お薬
- お薬手帳
- 携帯電話
- タブレット(必要な方のみ)
- 各種充電器
- メガネ



病室はいろいろな人が出入りするので、盗難被害ありますよ。
気をつけてくださいね。
日用品
下着
家族に洗濯をお願いできないと思って、多めに用意した方が良さそうです。
病院ですので、締め付けないもので楽なものを選ぶと良いと思います。
また、トップスはワイヤーのないカップ付きキャミソールが、検査時に便利です。
防災用品としてもこちらの下着を準備しています。






パンティーライナー
病院はお風呂が少ないので、入浴できる機会は限られてしまいます。
下着も毎日変えられるか分からないので、あると少しはさっぱり過ごせると思います。
私は、震災用の準備としてもストックしています。
靴下
意外と忘れがちなのが靴下です。
エアコンが効いているので、足元が冷えるのです。
厚手の少しフワフワした足首までしっかり覆ってくれるものを選ぶと安心ですね。
羽織るもの
病衣は薄いものが多いですから、前開きで厚手の上着はあった方がいいです。
そのまま横になることも考えるとフードのないものがオススメです。
上履き
入院する方の身体能力と病状にもよりますが、
できれば紐靴ではなく、屈まなくても履ける踵のある靴が良いと思います。
スリッパだと点滴棒を押しながら歩いたりするときに歩きにくかったり、
体調が悪いと転倒のリスクが高くなると思います。


高齢者で、足の浮腫みが強かったり、自力では履けない方は
靴の履き口が広く、伸縮性のあるものを選んでいただけると助かります。
たまに、足が浮腫んでるからとご家族が大きめの靴を買って来られる場合がありますが、
大きさよりは、伸縮性のある素材や履かせやすいデザインが多い介護用の靴から
選んでいただけると助かります。
高齢者のリハビリ用シューズですと、靴も幅は9Eまでありますので、
足の状態に合わせて買うことができると思います。
入院後、リハビリを行う予定のある方は、特に靴の用意をお願いします。
踵のある靴でないと安全に行うことができません。
別に新品である必要はないので、お家に適当な靴があればそちらで大丈夫です。





本業ですので、熱く語りました
蓋付きコップまたはタンブラー


病院では、食事の前にお茶を配ってくれます。
そのほかの時間は、自分で用意したものを飲むのですが、
状態によっては買いに行くことができないことも考えられるので、
私は大きめのタンブラーをオススメします。
私が勤務していた病院では、看護助手さんが1つ1つ丁寧にお茶を入れ替えてくださってました。


洗面道具
入浴は1週間に2回程度です。
シャンプーリンス・歯磨きセット(小さなコップも)・基礎化粧品・ブラシなどを用意しておくと良いと思います。
私はタッパーに入れた石鹸を用意しています。
キッチン用の石鹸は石鹸成分のみなので、洗顔フォームの代わりになり、ボディーソープの代わりにもなります。また、下着など小さいものは石鹸で手洗いして、夜ベッド柵に掛けておけば
乾燥しているので、一晩で乾きます。
タオルはレンタルしますが、少し手や顔を拭きたい時のために手拭いを用意しています。
手拭いも、タオルの役目もしますし、寒い時は首に巻けます。
そして、汚れたら石鹸で軽く洗ってベッド柵に干せば次使いたいときには乾いています。



これは私が病院勤務時代に入院していた100歳の男の方がいつも手拭いを持ち歩いているのを見て私も使い始めました。




あと、忘れがちですが、リップクリームはあると便利です。
病院は気密性が高く、1年中乾燥しています。
マスクとティッシュ
今の時代の必須アイテムですよね。
病院内に売店がある場合が多いですが、買いに行けないケースも多いので
多めに準備しておくといいですね。
コロナ禍ですので、マスク二重にしておいた方が安心です。
娯楽用品
具合が悪いときには必要ないのですが、病院では状態が良くなっても検査結果が出るまで
2・3日入院期間を延ばされるなんてこともよくあります。
元気になると、急に時間を持て余し、苦痛になってきます。
あらかじめ分かっている入院の時には、少し楽しめるものを用意しておくといいと思います。
院内でWi-Fiを借りたりすることはできないので、スマホのデータ通信容量も大きいものに
変えておくと準備万端です。
今は、Rakuten UN-LIMITのように使っただけデータ使用量を請求されるプランも多いので、
変更の手間がなくて便利です。


イヤホン
イヤホンがあると、スマホで動画を見て楽しめます。
私は、韓国ドラマが好きなので、NetflixやU -NEXTを契約しています。



韓ドラがあれば、1週間程度飽きずに楽しめちゃいます!





U-nextでしか観られない太陽の末裔はおすすめ!
ソン・ジュンギが素敵なんです。
もし、病棟のテレビを見るようであれば、昔ながらのテレビに差し込んで使うイヤホンも必要です。
病棟でも買えたりしますが、あれば準備していってください。
100均にも売っています。コードが長い方が便利です。
雑誌・本
私は、雑誌も本もタブレットやスマホで見るのでいらないですが、読み途中のものや
数独や間違い探しのようなゲーム雑誌が必要な方は用意しておくほうがいいと思います。



義母も時間を持て余し、間違い探しの雑誌を買ってきてほしいと
連絡がありました。





kindle使うと目にやさしくて、本を長時間読んでいても疲れません。
あると便利なもの
筆記用具
事務連絡や先生からの説明などメモを取らなければいけない場面が多くあると思います。
ノートとボールペンがあった方がいいと思います。
小さなカバン
筆記用具やスマホ・イヤホンなど必要なものをまとめておくと、ベッドの周りがすっきりします。
検査などに呼ばれた時も、さっと大切なものを入れていけるといいですね。
ビニール袋
汚れ物を入れたり、入浴の際荷物を入れたりと大活躍間違いなしです。
S字フック
ベッドの柵に小さなカバンなどを引っ掛けて置けるので、1つあると重宝します。
点滴棒や車椅子を使う場合もS字フックがあると荷物を引っ掛けられるので、
手が空いて安全に移動できます。
荷物をまとめるバッグ


どんなカバンでもいいと思います。
突然入院することになっても、家族にあのバックを持ってきてくれと頼めるように
一つにまとめて説明しやすい場所に日頃から置いておくことが大切だともいます。
緊急事態のために普段からやっておくと良いこと
入院グッズは、一つにまとめておいて、家族にはどこにあるのか伝えておきます。
また、主婦の方だと自分が入院している間の家族のことが心配になると思います。
実際、義父も洗濯機や炊飯器を買い替えてから使ったことがないと不安を口にしていたので、
私が訪問した際に、使い方を説明しました。
電化製品を買い替えた際は、家族で使い方を共有しておくことをオススメします。



あとは、諦めることも肝心です。
元気で過ごしていてくれれば、
家がぐちゃぐちゃになっていても
言いたい言葉をグッと飲むこみます。
あとは、家計管理を女性がしている家庭もあると思います。
急に入院することになっても、家族がお金に困らないように生活費がどこにあるか、
どこから引き出せば良いか情報共有しておく必要があると思います。



うちもお金の管理は私がしています。
普段使わない現金を、夫の使ってない口座の入れておき
何かあったらそこから使ってもらうよう伝えています。
まとめ
防災や入院など突然起こるものは、準備をしておくと不安はだいぶ和らぎます。
特に家庭の主婦が入院するのは家族にとっても大きな不安となるため、しっかりと準備しておきたいですね。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。