こんにちは、せつこ(@setsukobox)です。
我が家は、育児に悩んだときに出会ったモンテッソーリ教育の本に感動して、モンテッソーリ教育を取り入れています。
モンテッソーリ教育を行っていなくても、知っているだけで参考になる考え方がたくさんあったので、参考にした本をご紹介します。

本が大好きな夫が選んで購入してくれています。
- モンテッソーリ教育に興味のある人
- モンテッソーリ教育を実践したい人
- 子どもとの向き合い方が知りたい人
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子ども2人ともモンテッソーリ子どもの家に通いました


うちは子どもが2人いますが、2人ともモンテッソーリ子どもの家に通いました。
2歳児からなので、それぞれ4年間楽しみながらお仕事をしました。



今でも楽しかった思い出を話してくれます
モンテッソーリ教育を選んだのは長男の育児に悩んでいたから


長男の育児に悩み、育児書を読み始めてからモンテッソーリ教育と出会いました。
今思えば、成長の過程のただただ可愛い行動ですが、初めての育児で焦っていたのと、周りにあまり同じような行動をとる子がいなかったため、不安に感じていたのです。



写真を見て思い出すのはただ可愛かったなということだけです。
1〜2歳の頃の長男の困った行動


2歳前後の長男の困った行動
- 習い事中もジッとしていられない
- 柵があると上に登って歩きたがる
- 何でも触って確かめる
- ずっとトミカを並べている
- 同じ遊びを繰り返す
- 気に入った遊び(公園で穴掘り)は途中で止められない
周りの子はこんなことしないのに、うちの子だけ何でこんな行動をするのか疑問でした。



よく周りのお母さんにも「大変そうね」と言われていました…
そのため、育児のヒントを探してモンテッソーリ教育の本を開きました。
モンテッソーリ教育を知るために読んだ相良敦子先生の本4冊


たまたま最初に手に取ったものが相良敦子先生の本でした。
そこから気になったものを読み進めるうちに相良敦子先生の本は4冊になりました。
モンテッソーリ教育が気になったら、まず手に取って欲しい本ばかりです。
相良 敦子(1937〜2017年)
九州大学大学院教育学研究科博士課程修了。日本モンテッソーリ協会(学会)常任理事などを歴任。
著書に「モンテッソーリ教育の理論概説」など
幼児期には2度チャンスがある 講談社



相良先生は、日本のモンテッソーリ教育の第一人者です
読んだ本4冊
- 幼児期には2度チャンスがある 講談社
- 子どもは動きながら学ぶ 講談社
- お母さんの「発見」 文藝春秋
- お母さんの「敏感期」 文藝春秋
以下2冊は文庫なので、電車の中でも読みやすいです。↓





1冊でも読むと子どもの見方が変わると思います。
私が本から学んで大切にしている2つの考え方


相良敦子先生の本を読んでとても気持ちが楽になったのを覚えています。
長男は別に変ではなかった、むしろ一生懸命全身を使って学んでいるんだと思ったら、今まで以上に愛しく感じるようになりました。
特に以下の2つの考え方が大切だと思って、たまに本を読み返しています。
「敏感期」という考え方


1〜2歳の頃、長男は外を歩くときに、低い塀があるとすぐに登ろうとして、その上を歩きたがります。
毎週習い事で通る道だったのですが、毎週、毎週同じ行動を取りました。
私としては遅刻したくないし、そんな危ないところを歩かせて、怪我でもされたら困ると思って最初は「やめなさい」と止めていたのです。
でも、この本を読んでこれは「敏感期」なんだとわかりました。
敏感期には秩序・感覚・運動と種類があり、3〜6歳に一番発達する
これを知ってからは、長男がやりたいと言ったことは危ないから・できないからという理由で止めるのではなく、できるように環境を整えてあげるようにしました。
塀の上に登って歩くのも平衡感覚を鍛えているんだと考えて、私の腰ぐらいの高さまでだったら登らしてみるようにしました。



長男が何をやっているのかが分かるだけで、だいぶ楽になりました
子どもは自立したがっている


本を読んでから、いつも子どもの自立を目標として育児をしています。
自立したいのですから、家事に興味を示すのも当然です。
料理・裁縫・掃除などやりたいと興味を持ったときに関わってもらっています。
包丁もはさみ・ミシンも子どもに合ったものを用意して、どんどんチャレンジしています。
最初は上手くできずに、掃除の手間が増えたりしますが、すぐにできるようになって小3の現在では休日の朝ごはんにパンケーキを兄妹で作って食べています。



卵も上手に割れるようになりました


現在の長男も好きなことには熱中しています


小さな頃は車が好きで、今はレゴが大好きです。
好きなものが明確で、好きなものならずっと飽きることなくやり続けられます。
敏感期にモンテッソーリ教育の考え方に出会って、集中力や自分で選択する力、五感を存分に成長させることができたおかげだと思っています。



好きなものには没頭できるのは羨ましいです。
どうしても1冊選ぶとしたらこの本


特に「②子どもは動きながら学ぶ 講談社」が私のおすすめです。
具体的にどんな動作を教育現場で行っているのか、モンテッソーリのお仕事の種類なども書いてあるので、自宅でも取り入れやすいと思います。
子育てに悩んだときにおすすめのモンテッソーリ教育の本4冊でした


読んだ本4冊
- 幼児期には2度チャンスがある 講談社
- 子どもは動きながら学ぶ 講談社
- お母さんの「発見」 文藝春秋
- お母さんの「敏感期」 文藝春秋


今回は私が長男の育児に悩んだときに読んだモンテッソーリ教育の本をご紹介しました。
子どもが何を感じているのか、何をしたいのか分かると母親の気持ちにも余裕ができて、前向きに育児ができると感じました。
我が家はその後子ども2人をモンテッソーリ子どもの家に通わせています。
それについても書いていますので、お時間があれば他の記事も読んでみてください。
本日は最後までありがとうございました。
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